2019年読んだ本ランキング

2019年もついに終わりましたね。今年も様々なアイディアや考え方、純粋なおもしろさを提供してくれた本は多くありました。2019年も読んだ本ランキングを一年の振り返りも含め話していきたいと思います。では早速ランキングに行きましょう。

第5位  The autobiography of Martin Luther King jr

言わずと知れたキング牧師の伝記です。黒人差別は日本ではあまりゆかりのない話です。しかしアトランタに住んでから差別はまだ残っているのではと思う光景を何度も見てきました。それぐらいアメリカでは根深い問題なのです。そんな問題を強烈なリーダーシップと非暴力を通して解決に推し進めたキング牧師の考えや覚悟を知ることができる一冊です。

第4位  Issue Driven イシューから始めよ

ビジネス書としてベストセラーとなり大変有名な本です。YahooでCSO(チーフストラテジーオフィサー)をしている安宅和人さんによる本です。安宅さんはイエール大学で脳神経科学の分野で博士号をもつ専門家であると同時にマッキンゼーで長年勤めているビジネスマンでもあります。その広い経験をもとに物事に対する「考え方」を紹介してくれます。非常にクリアでシンプルな本であると同時にどの分野でも使える考え方を紹介しています。考え方の根本を見つめ直すと同時に何度も読み返して実践とともに中身を習得したい一冊です。

第3位 影響力の武器 ロバート・B. チャルディーニ

人はどうして判断を誤るのか。人はどうして影響されるのか。これをアリゾナ州立大学で教鞭をとりロバート教授が事細かに説明をしてくれます。非常に面白いのが研究内容の要約だけでなくそれが実社会でどうつかわれているのか。これを実例を通して説明してくれます。いかに人間が影響を受けやすいのか。そしていかにそれが社会で使われているのか。自分自身もいかに周りにコントロールされていたのかを実感できる一冊でした。

第2位 宇宙に命はあるのか 人類が旅した1千億分の八 小野雅裕

タイトルの通り内容は宇宙開発についての本です。宇宙開発の歴史から始まり最先端の研究がどこまで進んでいるのかを包括的に説明してくれている本ですべての内容のスケールがとにかくすごいです。専門用語等はほぼ使われておらず初心者にも読みやすい一冊となっています。そして何より著者がすごいです。現在NASAのジェット推進研究所で火星ローバーのシステム開発をしている人です(もちろん現役)。数少ないNASAで働く日本人が書いた本。宇宙なんてあんまり興味ないという人たちに特におすすめの本です。

第1位 坂の上の雲 司馬遼太郎

司馬遼太郎の代表作の一つである作品です。明治時代を中心に日本が弱小国から富国強兵をかかげ日中戦争、日露戦争を戦い抜く様を描いた作品です。登場人物の多くが命をかけ日本のために尽くしていく様は日本人であることを改めて考えさせられます。そして彼らのエネルギー、熱量、そして覚悟を強く感じ自分も強く生きねばと思わせてくれる作品です。

そのほかに読んだ本

-モチベーション3.0
-地方創生大全
-Factfulness
-アウトプット大全
-ティール組織
-思考の整理学

Tatsuwaki

現在、日本の高校を卒業したばかりの19歳です。 ジョージア工科大学で航空宇宙工学を勉強中。 Mail:ntatsuwaki@gmail.com

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