2021年読んだ本ランキング

毎年恒例の読んだ本ランキングを今年もまとめたいと思います!

今年は論文や教科書を読む時間が長く、例年より読んだ書籍数は少なくなってしまいました。

それでも、多くの良書と出会えたので紹介させていただきます!

第3位 THE ALMANACK OF NAVAL RAVIKANT

Almanack of Naval Ravikant

The Almanack of Naval Ravikantは自分が尊敬してやまないアメリカのベンチャーキャピタリストであるNaval Ravikantの思考がまとめられている本です。ビジネスマインドはもちんろん、より深い人類や哲学、技術革新による人の営みの変わり方などを深く考察されており、彼の考え方に触れたことのない人にとっては一番読んでほしい本です!ビジネスだけでなく、どう幸せな人生を送れるかなどについても多くの考えが詰め込まれています!

ちなみに無料で公開しているので、少し読むだけでもいいかもです!

https://www.navalmanack.com/

 

第2位 Number Don’t Lie

Numbers Don't Lie: 71 Stories to Help Us Understand the Modern World: Smil, Vaclav: 9780143136224: Amazon.com: Books

Number Don’t Lieは大学教授であるVaclav Smilによって書かれた本です。多くの人が知らないまたは勘違いしている71個の事実をデータをもとにまとめてある本です。この本を読まなければ死ぬまで知らなかったであろう事実が多く書かれており、大変興味深かったです!特に日本人の身長がここ30年で大きく伸びていることは大きな驚きを与えてくれました!

第1位 感染症の歴史

感染症の世界史 (角川ソフィア文庫) | 石 弘之 |本 | 通販 | Amazon

栄えある第1位は感染症の歴史です!2020年、2021年ともに一番社会を大きく変えたのは言うまでもなく新型コロナウイルスでしょう。しかし、感染症自体はこれまで何度も人類が直面してきた難題です。これまでの人類はどう立ち向かってきたのか、そして昔と今ではどのように社会環境が変わったのか、そんなことを総括的に学べる本です!今後も感染症がなくなることはないと考えると読んで損はない本だと思います!

 

その他に読んだ本

かもめが翔んだ日 江副浩正

狙われた星 星新一

 

2020年読んだ本ランキング

あけましておめでとうございます、2020年もついに終わりましたね。今年は大量の記事を読み、本の思考の深さや濃度の高さを再認識する年でした。。今年も読んだ本ランキングを一年の振り返りも含め話していきたいと思います。

では早速ランキングに行きましょう。

 

第5位 価格破壊

価格破壊 城山 三郎:文庫 | KADOKAWA

今回のランキングで唯一ランクインした小説です。過去には日本屈指の大企業になり、スーパーマーケットを運営しているダイエーの創業期の話です。(ダイエーホークスのダイエーです。)業界にはびこるねじれを圧倒的な行動力と信念をもとに、破壊いく姿勢は心を打つものがありました。勇気やエネルギーが欲しい人にはとてもお勧めの一冊です。

第4位  アフターデジタル

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る | 藤井 保文, 尾原 和啓 |本 | 通販 | Amazon

現在の世の中ではとにかくDXを急ぐ企業が多くあります。しかし、そのDXの先にあるものは何なのか。データXAIが実現した世の中とはどんな世の中なのか。そんな未来を中国の一部を例に紹介してくれる本です。特に印象に残ったのは、オンライン化が進む中、スターバックスが逆張りをして実店舗の空間設計に力を入れた例です。この本を読むと、普段受けるサービスや店内の空間など、これまでに気にしなかった点から様々なことを読み取れるようになると思います。

第3位 21Lessons

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考 | ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 |本 | 通販 | Amazon

サピエンス全史は過去に、ホモデウスは未来に焦点を置いていました。この本では今現在に焦点を当てています。世の中のマクロ的な流れを、宗教、政治、経済、情報や心理など多種多様な観点からきっていきます。特にコミュニティーのありかたと、瞑想のありかたを語るチャプターでは、マクロな話をしつつ、明日から実践できることを盛り込んでおり、自分の生活にも影響を与えることができる本です。

第2位 土の文明史

土の文明史

この本は今年一番衝撃を受けた本でした。最近読み始めたため、まだ読破できていませんが、文句なしのランクインです。我々の社会に、土がどれほどの影響を与えているのか、そして現在土がどれほど劣化してきているのか。社会を動かしているこれまでに見えなかった大きなファクターが見えた、そんな本でした。

第1位 銃・病原菌・鉄

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) | ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰 |本 | 通販 | Amazon

堂々の一位は少し前に一斉を風靡した本です。こちらの本の大きなテーマは「なぜヨーロッパが世界をできたのか」ということです。これをあらゆる環境要因をもとに紐解いていきます。冷静に考えると日本も遣隋使や黒船到来など、様々な分野で海外に先を行かれていた時期がありました。これはそもそも日本人が劣っているからなのでしょうか。そんなことを考えさせてくれる本です。

 

 

今回のランキングいかがだったでしょうか。個人的には今年はいい本に出合える確率が高く、5冊選ぶのが難しかったです。特に惜しくもランキングインしなかった、シンニホンは本当に素晴らしい本で、自分を含め10代、20代の人にはこれまでにないような希望と勇気をくれる本です。

来年も自分の心が赴くままに様々な本を読めたらなと思います。

そのほかに読んだ本

マーケティングの定石
ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法
山中先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間
アフターデジタル
シンニホン
EdTech テクノロジーで教育が変わり、人類は「進化」する
超箇条書き
自分の中に毒を持て

2019年読んだ本ランキング

2019年もついに終わりましたね。今年も様々なアイディアや考え方、純粋なおもしろさを提供してくれた本は多くありました。2019年も読んだ本ランキングを一年の振り返りも含め話していきたいと思います。では早速ランキングに行きましょう。

第5位  The autobiography of Martin Luther King jr

言わずと知れたキング牧師の伝記です。黒人差別は日本ではあまりゆかりのない話です。しかしアトランタに住んでから差別はまだ残っているのではと思う光景を何度も見てきました。それぐらいアメリカでは根深い問題なのです。そんな問題を強烈なリーダーシップと非暴力を通して解決に推し進めたキング牧師の考えや覚悟を知ることができる一冊です。

第4位  Issue Driven イシューから始めよ

ビジネス書としてベストセラーとなり大変有名な本です。YahooでCSO(チーフストラテジーオフィサー)をしている安宅和人さんによる本です。安宅さんはイエール大学で脳神経科学の分野で博士号をもつ専門家であると同時にマッキンゼーで長年勤めているビジネスマンでもあります。その広い経験をもとに物事に対する「考え方」を紹介してくれます。非常にクリアでシンプルな本であると同時にどの分野でも使える考え方を紹介しています。考え方の根本を見つめ直すと同時に何度も読み返して実践とともに中身を習得したい一冊です。

第3位 影響力の武器 ロバート・B. チャルディーニ

人はどうして判断を誤るのか。人はどうして影響されるのか。これをアリゾナ州立大学で教鞭をとりロバート教授が事細かに説明をしてくれます。非常に面白いのが研究内容の要約だけでなくそれが実社会でどうつかわれているのか。これを実例を通して説明してくれます。いかに人間が影響を受けやすいのか。そしていかにそれが社会で使われているのか。自分自身もいかに周りにコントロールされていたのかを実感できる一冊でした。

第2位 宇宙に命はあるのか 人類が旅した1千億分の八 小野雅裕

タイトルの通り内容は宇宙開発についての本です。宇宙開発の歴史から始まり最先端の研究がどこまで進んでいるのかを包括的に説明してくれている本ですべての内容のスケールがとにかくすごいです。専門用語等はほぼ使われておらず初心者にも読みやすい一冊となっています。そして何より著者がすごいです。現在NASAのジェット推進研究所で火星ローバーのシステム開発をしている人です(もちろん現役)。数少ないNASAで働く日本人が書いた本。宇宙なんてあんまり興味ないという人たちに特におすすめの本です。

第1位 坂の上の雲 司馬遼太郎

司馬遼太郎の代表作の一つである作品です。明治時代を中心に日本が弱小国から富国強兵をかかげ日中戦争、日露戦争を戦い抜く様を描いた作品です。登場人物の多くが命をかけ日本のために尽くしていく様は日本人であることを改めて考えさせられます。そして彼らのエネルギー、熱量、そして覚悟を強く感じ自分も強く生きねばと思わせてくれる作品です。

そのほかに読んだ本

-モチベーション3.0
-地方創生大全
-Factfulness
-アウトプット大全
-ティール組織
-思考の整理学

2018年読んだ本ランキング

2018年も終わり2019年が始まりました。

今回は今年読んだ本の中でランキング形式で面白かった、または成長につながった本を紹介します。

ちなみに自分は18歳なのでその視点からの査定となります。

では早速ランキングに入りましょう!

5位 お金2.0 佐藤航陽

今年、世間的にもヒットした一冊です。
今後お金はどのように変化していくかを書いた一冊です。
ブロックチェーン技術などの登場によって今後の経済システムはより価値主義に移行することなどは非常に印象的でした。そして内面的な価値などが大切になっていくといっています。
前半で行われた人類学的な分析による経済システムも興味深く、今後ビジネス関連にいこうと思っている人は読むべき一冊です。

4位 史上最強の哲学入門 東洋の哲人達 飲茶


ベストセラーにはなっていない本なので聞いたことがないかもしれませんが非常に面白い本です。

普段、哲学と聞くとソクラテスやニーチェなどの西洋哲学を示す場合が多いです。しかし、この本ではあまりなじみのない東洋哲学をとてもわかりやすく説明し、体系的に学べる本です。最初はインド哲学から始まり中国哲学、日本哲学と時代を経て変わっていきます。落合陽一さんが言うように今後東洋的な考え方は重要になってきます。特に自分とは何かという内面的な思想に関しては東洋哲学の方が深い考えを持っていたりもします。是非一度読んでみてください。

3位 ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文


2013年に発売された本ですが今年初めて読みました。

堀江貴文の子供時代から大人になる前の人生を描いた一冊です。

共感するところ多い一方で彼の頑張りやメンタリティーに心を打たれる自己啓発本です。

特に今どん底まで落ち込んでいたり大切ななにかを失ったりした落ち込んでいる人に読んでほしいです。

やる気や元気が出るだけでなく自分に自信がわいてくる一冊だと思います。

2位 サピエンス全史・ホモデウス(上下) ユヴァル・ノア・ハラリ 


サピエンス全史は去年大ヒットした本です!

著者でもあるユヴァル・ノア・ハラリは世界的にも有名な歴史学者で世界屈指の思想家です。

サピエンス全史では生物学、考古学、歴史学、物理学、社会学、経済学、心理学などなどあらゆる学問をつかって人間の歴史をひもといて、なぜ今の人間または社会がこうなっているのかを説明しています。ホモデウスではこの分析をもとに、今後の社会がどのように変化していくのかを技術発展等を絡め、分析しているものです。非常に内容が濃く、理解してしっかり自分のものにしようと読んでいたので読破に時間がかかりました。しかし、これまで読んだどの本よりも知見が多く、教養の塊の様な本でした。読む場合はしっかりと読むことをおすすめします。そのコストの200倍、300倍の価値は間違いなくある本です。特に、進む道を決める経営者などにはおすすめの一冊です。

1位 志高く 孫正義正伝 井上篤夫


栄えある一位は孫正義さんについての本です。発売は2015年なので新刊ではないのですが僕のバイブルになりうる素晴らしい一冊でした。

現在日本で二番目に資産を持っている方でSOFTBANKホールディングスの創業者であり、代表取締役会長兼社長である。

2018年は日本よりも海外事業に力をいれTMobileの買収などを試みました。ソフトバンクビジョンファンドも創立し10兆円のファンドをあつめました。これだけで一人の優秀な経営者が一生かけてやった業績のようですがこれは孫正義が2018年前半期でやったことです笑。恐ろしい人物です。しかしこれは彼に才能があったとかそういう次元の話ではない気がしました。彼はとにかく何をするにも覚悟があります。絶対にぶれない「孫正義」がいてだからこそ熱意も100万人、1000万人分以上のものを持っています。何をやるときも死ぬ気に近く一度しかない人生を精一杯生きてやろうというのが強く伝わり、彼の覚悟に本を読んでいて泣いてしまいました。自分の今の現状を変えたい人、悩みを持っている人、誰が読んでも得られるものがあり自分の人生についてもっと熱くなっても良いのかなと考えさせられる最高の一冊です。ちなみに僕はもともと孫さんが大好きというわけではなかったので色眼鏡はかかっていませんでした。読んだ後に自分の人生生命燃やして魂ぶち込めてるのかと自問自答をしてしまうほどです。

その他今年読んだ本リスト

ー成長マインドセット 吉田行宏

ーこれから世界を作る仲間たちへ 落合陽一

ーWE ARE LONELY BUT NOT ALONE 佐渡島庸平

ー嫌われる勇気 古賀史健 と岸見一郎

ー史上最強の哲学入門 飲茶

ー教養としてのテクノロジー 伊藤穰一

ー君たちはどう生きるか 吉野源三郎

ー働き方 完全無双 ひろゆき

ー多動力 堀江貴文

ー日本再興戦略 落合陽一

ー暇と退屈の倫理学 人間らしい生活とは何か? 國分功一郎

ー人生の勝算 前田裕二

ーSTART WITH WHY Simon Sinek

ーYou’re surely joking mr feynman Richard P. Feynman

ーSuper Intelligence Nick Bostrom

ーHomo Deus: A Brief History of Tomorrow

今年は人生で一番本を読んだ年でしたが、来年もさらに読書に励みたいと思います!