あけましておめでとうございます、2020年もついに終わりましたね。今年は大量の記事を読み、本の思考の深さや濃度の高さを再認識する年でした。。今年も読んだ本ランキングを一年の振り返りも含め話していきたいと思います。
では早速ランキングに行きましょう。
第5位 価格破壊
今回のランキングで唯一ランクインした小説です。過去には日本屈指の大企業になり、スーパーマーケットを運営しているダイエーの創業期の話です。(ダイエーホークスのダイエーです。)業界にはびこるねじれを圧倒的な行動力と信念をもとに、破壊いく姿勢は心を打つものがありました。勇気やエネルギーが欲しい人にはとてもお勧めの一冊です。
第4位 アフターデジタル
現在の世の中ではとにかくDXを急ぐ企業が多くあります。しかし、そのDXの先にあるものは何なのか。データXAIが実現した世の中とはどんな世の中なのか。そんな未来を中国の一部を例に紹介してくれる本です。特に印象に残ったのは、オンライン化が進む中、スターバックスが逆張りをして実店舗の空間設計に力を入れた例です。この本を読むと、普段受けるサービスや店内の空間など、これまでに気にしなかった点から様々なことを読み取れるようになると思います。
第3位 21Lessons
サピエンス全史は過去に、ホモデウスは未来に焦点を置いていました。この本では今現在に焦点を当てています。世の中のマクロ的な流れを、宗教、政治、経済、情報や心理など多種多様な観点からきっていきます。特にコミュニティーのありかたと、瞑想のありかたを語るチャプターでは、マクロな話をしつつ、明日から実践できることを盛り込んでおり、自分の生活にも影響を与えることができる本です。
第2位 土の文明史
この本は今年一番衝撃を受けた本でした。最近読み始めたため、まだ読破できていませんが、文句なしのランクインです。我々の社会に、土がどれほどの影響を与えているのか、そして現在土がどれほど劣化してきているのか。社会を動かしているこれまでに見えなかった大きなファクターが見えた、そんな本でした。
第1位 銃・病原菌・鉄
堂々の一位は少し前に一斉を風靡した本です。こちらの本の大きなテーマは「なぜヨーロッパが世界をできたのか」ということです。これをあらゆる環境要因をもとに紐解いていきます。冷静に考えると日本も遣隋使や黒船到来など、様々な分野で海外に先を行かれていた時期がありました。これはそもそも日本人が劣っているからなのでしょうか。そんなことを考えさせてくれる本です。
今回のランキングいかがだったでしょうか。個人的には今年はいい本に出合える確率が高く、5冊選ぶのが難しかったです。特に惜しくもランキングインしなかった、シンニホンは本当に素晴らしい本で、自分を含め10代、20代の人にはこれまでにないような希望と勇気をくれる本です。
来年も自分の心が赴くままに様々な本を読めたらなと思います。
そのほかに読んだ本
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アフターデジタル
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